サステナビリティ


「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて


1. 経営の重要課題(マテリアリティ)

株式会社北拓は、創業以来、「再生可能エネルギーの普及をメンテナンスの技術を通じ拡大させ未来の子供達の為に邁進する」という企業理念のもと、当社が目指すべき姿として、「インフラを支える誇りある企業」「社会から頼りにされる企業」「社員と家族が幸せになる企業」というビジョンを策定しています。

世の中の潮流を受けて、我が国は2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする、すなわち「2050年カーボンニュートラル」「脱炭素社会」の実現に向け、取り組みを加速しています。再生可能エネルギーの普及も加速していく日本国内において、当社は、サードパーティーの立場でこれまで培ってきたメンテナンスの技術力を持って業界の最先端に立ち続けたいと考えています。

この度、当社が掲げるビジョンへの取り組みをSDGs、サステナビリティの文脈で再解釈し、社会課題を解決することで社会の持続的発展に貢献すること、さらには中長期的な企業価値向上につなげることを目的に、当社の経営の重要課題を特定しました。これを機に、更なるサステナビリティへの取組みを強化し、事業活動を通したSDGsの達成に貢献していきます。

当社は、これまでも社会から頼りにされ、そして従業員も含めたすべてのステークホルダーを交えた社会課題の解決を進めてきました。当社が掲げるビジョンとGOALを達成するための具体的なマテリアリティテーマとして「環境との共生」、「地域社会への貢献」、「正しい経営」の3つを掲げ、サステナビリティへの取り組みを強化していきます。


2. マテリアリティ特定のプロセス

ステップ 1:社会課題の抽出
国連グローバルコンパクトの10原則やSDGsなどの国際的なガイドラインなどを踏まえて、社会課題を広範に抽出しました。

ステップ 2:社会課題の優先順位付け
社会で求められる重要度と当社で取り組むべき重要度の2軸で総合的に評価し、優先順位の高い項目に絞り込みました。

ステップ 3:妥当性の確認
策定プロセスおよび抽出したマテリアリティについて、マネジメント層を含めて社内で議論し、妥当性を確認しました。

ステップ 4:マテリアリティの特定
確認した結果、取り組むべき6つのマテリアリティを特定しました。今後も外部環境の変化や取り組みの進捗に応じて、定期的に見直していきます。


3. サステナビリティ方針

企業理念に基づき、社会の持続的な発展に貢献するとともに、株式会社北拓の持続的な成長を目指すことを示しています。

サステナビリティ方針

株式会社北拓は「再生可能エネルギーの普及をメンテナンスの技術を通じ拡大させ未来の子供達の為に邁進する」という企業理念のもと、社会の持続的な発展に貢献するとともに、中長期的な企業価値向上を目指します。


4. マテリアリティ(重要課題)


テーマ マテリアリティ(重要課題) 取り組み KPI/中長期目標 貢献するSDGs

環境との共生
(包含する課題:気候変動対応、環境負荷低減など)

脱炭素社会の主導
  • CO2排出ゼロのグリーン水素製造を計画
  • グリーン水素を活用した、LNGバンカーリングへ取り組む(J-クレジット認証)
➢中小企業版SBTへのコミット
  • 2030年までにCO2排出量を2020年比で42%削減
  • 2050年までにネットゼロ達成
SDGsゴール13
電力の再エネ化推進
  • 卒FIT後の自社所有する風車や太陽光から発生する電力を利用
SDGsゴール7
電力・エネルギーの省エネ推進
  • 節電やエアコンの温度調整の徹底
  • 営業時間外における節電の徹底
  • 室内照明のLED化
  • 営業車の使用ガソリン量削減
  • エコカー導入
SDGsゴール7、13
資源の再利用促進
  • 廃棄風車部品のリビルド、リユースの実施
➢対外へリビルド/リユースへの取組情報を発信 SDGsゴール12、13
地域社会への貢献
(包含する課題:産学連携やインフラ整備など)
風力産業振興による地元地域との共創・共栄
  • 洋上風力セミナーへの参加
  • 地元企業相談会への参加
➢相談会:メーカー等のマッチング仲介や、漁業関係者とのコミュニケーションを積極的に図る SDGsゴール9
正しい経営
(包含する課題:ガバナンス、コンプライアンス)
持続可能な経営基盤の強化
  • コンプライアンス研修の実施
  • セキュリティ管理の徹底
➢コンプライアンス研修の社員参加率100% SDGsゴール16

PAGE TOP